取引所での先物取引の雑所得は、他の雑所得と
分けて、
「先物取引にかかる雑所得」といいます。
この「先物取引にかかる雑所得」がマイナスのとき、
それを
確定申告すると、翌年以降、3年間の利益と相殺して、税負担を軽くすることができるのです。
詳しくは下の図を見てください。
● 上記の「繰越控除と納税額のしくみ」の図と説明文章の引用 ;
「FX投資家のための賢い税金の本」 16ページ
インヴァスト証券株式会社〔編著〕(近代セールス社) 刊行
くりっく365で利益が出たが、他の先物取引(取引所取引)で損が出た場合は、
くりっく365と損益を通算してマイナスになれば、繰越控除することができます。
詳しくは、「損益の通算を活用」の項目の各ページで説明します。
どのように「くりっく365」での
損失を翌年以降の利益に利用できるか、図を使って説明します。
0年目:くりっく365で損失が出たので、繰越控除することにしました。
50万円の損失→繰越控除の確定申告をします。
1年目:30万円の損失→繰越控除の確定申告をします。
「1年前の損失50万円」と「そ
の年の損失30万円」が翌年に繰り越されます。
2年目:40万円の利益→確定申告します。
繰り越した年数の古い損失から順に通算するので、
「2年前の損失50万円」から「その年の利益40万円」を差し引くと、
3年目に引き継がれる損失は10万円となります。
「2年前の残り損失10万円」と「1年前の損失30万円」が翌年に
繰り越されます。繰越控除で納税なしに!!
3年目:20万円の損失→繰越控除の確定申告をします。
「2年前の損失30万円」と
「その年の損失20万円」は翌年に繰り越されますが、
「3年経過した損失10万円」は翌年に繰り越せないためゼロになりました。
4年目:100万円の利益一々確定申告します。
「その年の利益100万円」から「3年前の損失30万円」と
「1年前の損失20万円」を相殺すると、
課税所得は50万円になります。
繰越控除に利用できる損失額はすべて使い切りました。
5年目:70万円の利益4確定申告します。課税所得は利益70万円全額です。
● 上記の「繰越控除と納税額のしくみ」の図と説明文章の引用 ;
「FX投資家のための賢い税金の本」 17ページ
インヴァスト証券株式会社〔編著〕(近代セールス社) 刊行