外国為替証拠金(FX)取引では
「差金決済」という方式で取引が行われます。
新規売買価格と決済価格の
差額のやりとりだけで取引が完了する方法のことです。
例えば、1ドル100円のときに、1万ドルを
新規で買い、1ドルが102円に上昇したときに売り決済をするとします。
本来なら100万円を支払って、102万円を
受け取るわけですが、FXでは差額の2万円のやりとりですみます。
そのため取引の元手となる証拠金も少なくてすむわけです。
スワップポイントとは、
2つの通貨の金利の差額を基にして算出される全額のことです。
もし、高金利通貨を買って低金利通貨を売った場合には、スワップポイント
を受け取れますが、その逆だと、スワップポインドを支払うことになります。
FX取引では、買うからだけでなく、売リからも取引を始めることができます。
たとえば、「ドル/円」の取引で、ドルが下がると思ったら、
ドル売りから入り、ドルが下がったところで買い戻せば利益になります。
レバレッジは直訳すると枇子(てこ)のことで、
少ない資金で何倍もの
大きな取引ができることを意味しています。
現在、レバレッジは50倍までですが、それでも、1ドル83円のときに、
10万円の証拠金で50倍のレバレッジをかけると、
500万円分(6万ドル以上)の取引ができるのです。
6万ドルを買った場合、1円円安になると
6万円の利益になりますが、1円円高になると6万円の損失になります。
FXは土日・元日を除いて毎日24時間、
休みのない市場ですから、自分の都合に合わせた時間帯で取引ができます。
ほとんどのFX業者が取引手数料を無料にしています。
しかも、スプレッドも「ドル/円」で1銭から2銭に設定しているのがぼとんどです。
多くの金融商品のなかで、FXほどコストが低い商品は他に見あたりません。
FX業者は個人投資家から預かった証拠金を第三者
(信託銀行等)に保全する義務があります。
これによって万が一、FX業者が倒産しても、
個人投資家の証拠金は守られるわけです。
FXは、素晴らしい金融商品ですが、その分、リスクも当然、ついてまわります。
もっとも大きいリスクは、
為替相場の急変による為替差損が発生する「為替変動リスク」です。
FXは、元本保証がありませんので、
預けた資金以上の損失が発生する可能性があります。
次に「金利変動リスク」。
スワップポイントの受取額が減少したり、支払額が増額することがあります。
さらに、災害や政変、戦争などで取引ができなくなる「流動性リスク」、
取引業者のシステムの故障や障害でレートの表示や取引かできなくなる
「システムリスク」、不利なレートで取引が成立する「OTCリスク」、
人カミスや誤発注による「注文リスク」など、さまざよなリスクがあります。